明けましておめでとうございます。
昨年1月にブログの更新を定期的に行おうと誓いを立てましたが(大袈裟ですね)、半年で失速し挫折いたしました…..。今年はあまり無理せず、しかしコンスタントに、発行回数は昨年とあまり変わらないかもしれませんが、地道に行きたいと思います。
昨年のブログでは、マンション問題に社会的な目が向けられてきたこと、法改正により今後益々マンション管理の適正化が求められる状況になってきたことなどを書きました。そして、その法改正に併せ各自治体も一斉に実態調査(アンケート調査)を開始しています。
かく言う私もある公共団体のマンション実態調査の調査員となり管理組合にアンケート調査の依頼するため、マンション訪問を行いました。しかし、結果的にアンケートにご協力いただけたのは件数にして50%を少し上回る程度でした。
アンケートにご協力いただけなかったマンションは、管理会社が不明(自主管理?)、管理員がいない、管理組合ポストもない、といった場合もありますが、管理会社(いわゆる大手も含む)に管理が委託されており管理員もおり、フロント担当者が明らかでも、回答いただけない場合が多数ありました。行政に協力しないとの判断を管理組合がする場合もあるので、一概に管理会社を非難するつもりは毛頭ありませんが、管理組合をリードし率先して協力するよう提案してもよい立場ではないのかと疑問に思った次第です。
誰しも(小職も含め)面倒くさいことはしたくない、というのは分からなくはないですが、残念な出来事ではありました。
新年早々ボヤキブログになってしまいましたが、今後はなるべくそのような記事にはしないよう努めますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。。
投稿者プロフィール
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28年間、地方公務員として、建築、都市計画、住宅、開発行政に従事。
自らが居住していたマンションで大規模修繕工事、管理委託契約見直しに尽力。
平成27年6月独立開業。マンション管理士・一級建築士
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